リヴァプール、プレミア優勝したければ彼を獲れ!5名の候補たち

昨季のUEFAチャンピオンズリーグを制覇することに成功したリヴァプール。ユルゲン・クロップ監督の下、ついにビッグタイトルを手にすることに成功した。

しかしまだ最大の目標であるプレミアリーグ制覇は成し遂げられずにいる。最大の壁となっているマンチェスター・シティを破るためにはどうすればいいのか。

『Sportskeeda』は、「リヴァプールがプレミアリーグを優勝するために獲得したい5名の選手」という記事を掲載している。

ティモ・ヴェルナー(RBライプツィヒ/FW)

ティモ・ヴェルナーは今季RBライプツィヒとの契約最終年度に入る。そのため退団の可能性は高いとされている。

リヴァプールはロベルト・フィルミーノのバックアップを必要としているし、ヴェルナーは状況を考えればとんでもない額になることはないだろう。RBライプツィヒとしてもバイエルンに出すよりは…。

ストライカーでもウイングでもプレーできる汎用性はまさにリヴァプール向きであるし、ユルゲン・クロップのプランにも合致するタイプだ。ディヴォック・オリギはまだ信頼性に欠けることを考慮すれば、ヴェルナーは買って損はない。

ヨナタン・ター(レヴァークーゼン/DF)

この23歳のセンターバックは、今夏手を出してもそれほど高額にはならないであろう選手だ。まだ世界的に有数のDFとは考えられていない。

とはいえその才能は高いものがある。ロヴレンの退団が濃厚、さらにジョエル・マティプとジョー・ゴメズが怪我がちな選手だと考えれば、センターバックに一人加えるのは重要なことだ。

クロップ監督とは同じドイツ人であるし、ターは怪我が少ないタイプ。市場価値は3600万ポンド(およそ52.4億円)であるが、それより高くなっても買う価値があるだろう。ファン・ダイクがフル稼働してくれる保証はどこにもないのだから…。

ジュニオル・フィルポ(ベティス/DF)

ジュニオル・フィルポは冬のマーケット以降ベティスからの退団が噂されている。リヴァプールはアンディ・ロバートソンのバックアップとしても、サイドのオプションとしても手を出したい存在だ。

キケ・セティエン率いるベティスではクレバーな攻撃を見せながらも非常にいい守備力を持っていることも証明した。後半戦では怪我に苦しめられたものの、バルセロナも狙っていたという彼の実力は確かである。

最大でも3000万ポンド(およそ43.7億円)程度の移籍金で獲得できると考えられている。リヴァプールにとっては良い投資になるはずだ。

ブルーノ・フェルナンデス(スポルティング/MF)

スポルティングで非常に印象的なシーズンを過ごしたポルトガル代表の新たな「点を取れる司令塔」は、マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、リヴァプールなどが狙うといわれるタレントだ。

シーズンを通して32ゴールを記録し、アシストも18を数えた。その数は、コンペティションが違うとはいえフランク・ランパードを凌ぐものだった。

攻撃的MFとしてもセンターハーフとしてもプレーでき、守備から攻撃の切り替えに優れている。長距離からのシュートも得意で、どんなチームも中盤に加えたいというような選手だ。市場価格は4400万ポンド(およそ64億円)だという。

ニコラ・ペペ(リール/FW)

昨季フランスで22ゴール11アシストを決めた新星アタッカーは、クラブを久々のチャンピオンズリーグ予選に導いたブレイクスターになった。しかし今夏、まだ移籍先が決まっていない。

もしリヴァプールが獲得できれば、おそらく前線にさらなるパワーを加えることができ、ムハンマド・サラーを休ませるためのバックアップとしても使えるだろう。左利きで推進力がある彼なら、チームにマイナス影響を与えるような変化はないはず。

怪我が少ないことも魅力で、素晴らしいフィジカル的能力もある。ただ価格は高騰しており8000万ポンド(およそ116.4億円)が必要だとも言われるが、さすがにこの額で取るクラブはないだろう。マーケット終盤にはもっと安くなるはずだ。

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