大票田で最後のお願い 候補者、17日間の論戦に幕

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「最後の訴え」に声を振り絞る白川候補(左)=長崎市目覚町  「最後の訴え」で支持を求める古賀候補(右)=長崎市出島町

 令和初の参院選は20日、選挙戦最終日を迎えた。自民現職の古賀友一郎候補(51)と、国民民主新人の白川鮎美候補(39)による事実上の与野党一騎打ちとなった長崎選挙区。台風5号の影響で激しい雨風に見舞われる中、両候補は大票田の長崎市などで“最後の訴え”に声をからし、17日間の舌戦に幕を下ろした。
 古賀候補は朝から夕方にかけ長崎市内を駆け巡り、支持の呼び掛けに全力。中心部アーケードでは、イメージカラーにしている青色のポロシャツを着たスタッフと練り歩き、「少子高齢、人口減少時代の中、社会保障を維持しなければならない」などと訴えた。
 出島町の選挙事務所前では、雨に打たれながら「これからの日本は党利党略で足の引っ張り合いをやっている余裕はない。この国を前に進めたい」と強調。地元諫早市では「どこまで伝わったか分からないが全身全霊で訴えてきた」と充実感をにじませマイクを納めた。
 白川候補は朝から地元佐世保市内を回った。「佐世保から女性国会議員を」と書かれた旗を掲げる支持者らとともに市中心部のアーケードを練り歩き、「九回裏、逆転満塁ホームランを打つため、最後の最後までお力をいただきたい」と声を振り絞った。
 その後、大村市などを経て長崎市へ。市中心部で街頭演説し、公示日に長崎地区出陣式を開いた出島表門橋公園でマイク納めをした。「こんな選挙戦ができるとは想像していなかった。皆さまに感謝しかない」と晴れやかな表情で関係者らに感謝の言葉を述べた。
 選挙期間中、本県で街頭活動などの運動をしなかった政治団体「NHKから国民を守る党」新人の神谷幸太郎候補(43)。「投票日前だからといって、特にいつもと変わらない」と淡々と語り、最終日も東京都内でNHK受信料などに関する電話相談に応じていた。