メクル第384号 子ども自ら企画、準備「子ども会スポーツ大会」

狙いを定めてボールを投げる児童=雲仙市瑞穂体育館

 雲仙(うんぜん)市瑞穂(みずほ)町の子どもたちが自分たちで企画(きかく)や準備(じゅんび)などをする「子ども会スポーツ大会」が15日、市瑞穂体育館であり、小、中学生約350人がドッジボールとソフトバレーボールを楽しみました。
 子どもたちの自主性(じしゅせい)を育てようと、市子ども会育成連絡(れんらく)協議会瑞穂支部(しぶ)が毎年開いています。大会前から各地区の中学生リーダーが集まって話し合い、当日は司会進行や審判(しんぱん)、会場設営(せつえい)などを担当(たんとう)しました。
 地区別に11チームに分かれ、小学生はドッジボール、中学生はソフトバレーボールで熱戦を展開(てんかい)。保護者(ほごしゃ)も大勢駆(おおぜいか)け付け、大きな声援(せいえん)を送っていました。西郷(さいごう)小6年の小笹朋史(こざさほうし)君(12)は「みんなの応援(おうえん)のおかげで勝てた」と満足そう。岩戸(いわと)小3年の平田絢豊(ひらたあやと)君(8)は「足を狙(ねら)う作戦がうまくいった」と笑顔を見せました。

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