投票箱から知事選投票用紙 小田原市、「持ち帰り」と処理

 小田原市選挙管理委員会は21日、参院選の投票所に設置した投票箱から、4月7日に投開票された県知事選の投票用紙が1枚発見されたと発表した。

 市選管によると、21日午前7時ごろ、城北タウンセンターいずみホール(同市飯田岡)に開設された投票所で、最初に訪れた有権者が投票箱が空の状態であることを確認した際に発見された。

 県知事選の投票用紙が1枚足りないことは開票作業時に判明していたが、「持ち帰りと思われる票」として処理された。市選管は発見された投票用紙の取り扱いを県選管と協議。既に開票事務が確定しているため開票結果は修正しないことを決めた。

© 株式会社神奈川新聞社