玉野商工や創志など3回戦進出 夏の高校野球岡山大会第8日

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【倉敷南―創志学園】3回裏創志学園1死一、二塁、西が左越えに先制本塁打を放つ=倉敷マスカット

 第101回全国高校野球選手権岡山大会第8日は21日、倉敷市のマスカットスタジアムと市営球場で2回戦4試合があり、玉野商工の左腕長谷川康生(1年)が総社南戦で無安打無得点試合を達成した。岡山大会では2017年に完全試合を成し遂げた大安寺の中村源太以来、2年ぶり7人目の快挙。

 長谷川は四回の先頭打者に与えた四球を除いて一人の走者も許さず、111球を投げ抜いた。試合は5―0で快勝した。岡山東商は左腕村上が12三振を奪う力投を見せ、理大付に3―2で競り勝った。創志学園は4番西の5打点の活躍で倉敷南に11―1の五回コールドで大勝。翠松は一宮を8―5で破り、2011年の創部以来、初の3回戦進出を決めた。

 第9日の22日は両球場で3回戦4試合がある。

 ▽2回戦

創志・西が先制本塁打、11得点大勝

倉敷南

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創志学園

(五回コールド)

▽本塁打 西

▽三塁打 森田▽二塁打 岡、吉田、横関、冨田、森田▽暴投 宮原2

 【評】創志学園が13安打11得点で2戦連続のコールド勝ち。三回、金子のバントヒットなどで1死一、二塁とし、西が左越えに先制の3点本塁打、さらに上田の適時打で加点した。四、五回は森田と西が連続適時打を放ち、中軸2人で計8打点。先発西は4回を1安打無四球、7奪三振と危なげなかった。

 倉敷南は投手陣が打ち込まれ、打線も2安打と力負けした。

玉野商工・長谷川、付け入る隙与えず

総社南

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玉野商工

▽二塁打 飯田、山下▽暴投 山本健▽ボーク 山本健

 【評】玉野商工の1年生左腕長谷川が1与四球、9奪三振で無安打無得点試合を達成。伸びのある直球を主体に鋭いスライダーなどを交え、付け入る隙を与えなかった。無失策の守備も見事。攻撃は三回、山下の左前打、飯田の右越え2点二塁打で3得点。五回に飯田の中前打で2点追加した。

 総社南の打線は積極的に振るも沈黙。投手陣も踏ん張れなかった。

岡山東商、接戦制す

理大付

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岡山東商

▽三塁打 西村▽二塁打 梶川、南石、豊島

 【評】緊迫した好ゲームを岡山東商がものにした。左腕村上は切れのある直曲球を丁寧に低めに集め7安打、12奪三振で完投。打線は三回、南石、小林、豊島の3連続長短打と仲前の右前適時打で2点を先取。六回に山下のスクイズで奪った3点目が大きかった。

 理大付は3番手岩本が5回1失点と好投し、八回に梶川の左越え2点二塁打で反撃したが、一歩及ばなかった。

翠松 継投逃げ切る

一宮

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15000200X|8

翠松

▽三塁打 菅野▽二塁打 山本、松浦、安田、井上▽暴投 井上

 【評】翠松は序盤の大量点が効いた。1―0の二回、2死二塁から3連続四球と安田の走者一掃となる左越え二塁打などで一挙5点。3点リードの六回には菅野が2点三塁打を放った。守っては井上、山田の継投で相手の反撃をしのいだ。

 一宮は四球が絡んだ二回の失点が響いた。打線は14安打。八回は代打の松浦の二塁打、高見の左前打で2点を返す粘りを見せた。