右腕・ガジェゴスが好リリーフ カージナルス接戦制す

【カージナルス3-1レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

カージナルスは、4回まで無失点の好投を続けていたジャック・フラハティが5回裏に一死満塁のピンチを招いて降板。ここでマウンドに上がった2番手のジオバニー・ガジェゴスがジョシュ・バンミーターとスクーター・ジェネットを連続三振に仕留めてピンチを切り抜けると、ガジェゴスは次のイニングも2三振を含む三者凡退の好投を見せ、レッズの反撃ムードをシャットアウト。ガジェゴスの好リリーフもあり、カージナルスは3対1で接戦を制した。打者5人をパーフェクトに抑え、4三振を奪う快投を見せたガジェゴスが今季2勝目(1敗)、2点リードの最終回を締めくくったカルロス・マルティネスは今季8セーブ目をマーク。レッズ先発のアンソニー・ディスクラファーニは11三振を奪い、6回4安打2失点(自責点1)の好投を見せたが、今季5敗目(5勝)を喫した。

カージナルスの「投」のヒーローがガジェゴスなら、「打」のヒーローは「6番・三塁」で先発出場したジャイロ・ムニョスだ。2回表一死三塁のチャンスで二塁後方へ先制タイムリーを放ったムニョスは、7回表にレフトへの三塁打、9回表には貴重な追加点となる2号ソロを放ち、4打数3安打2打点2得点の大活躍。ポール・ゴールドシュミットら主力選手が休養によりスタメンを外れるなか、スタメン起用に応えてみせた。ムニョスの打率は.306に上昇し、ガジェゴスの防御率は2.31まで向上。精彩を欠く主力選手が目立つなか、こうした脇役たちの活躍がポストシーズン争いを続けるチームの戦いを支えている。

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