西田恭平とホワイトハウスII「鐘」から遺作の松田聖子「櫻の園」まで! 作編曲家、大村雅朗のアンソロジーCD-BOX発売!

本作は2017年7月にDUブックスから発売され評判を呼んだ書籍『作編曲家 大村雅朗の軌跡 1951-1997』の著者である梶田昌史氏の監修により、 作編曲家として駆け抜けた46年の生涯とその功績から代表的な作品を中心にレコード会社の垣根を越えて4枚組CDにコンパイルしたもので、 全70曲の中には初CD化音源も含まれる。

また、 書籍に掲載されていない関係ミュージシャンへの貴重なインタビューや全曲解説を収録したブックレットが封入される。

注目の収録曲は、 最初の編曲作品とされる西田恭平とホワイトハウスII「鐘」(初CD化)から、 編曲家として脚光を浴びるきっかけとなった八神純子「みずいろの雨」、 編曲家のみならず作曲家としても名声を博した松田聖子「SWEET MEMORIES」(第25回日本レコード大賞編曲賞受賞作)、 遺作とされる松田聖子「櫻の園」まで、 全キャリアから満遍なくセレクトされている。

更に、 地元福岡では9月21日(土)14:30~15:55にFBS開局50周年記念特番『「風の譜」~福岡が生んだ伝説の編曲家 大村雅朗~』のオンエアが決定した。 こちらは共に時代を歩んだアーティスト達のインタビューやスタジオ・ライブ、 数々の映像資料や再現ドラマなどで、 大村雅朗の功績や音楽への情熱、 知られざる人間性を描くドキュメント番組。

今回のCD-BOXとTVの特番は日本のポピュラー・ミュージック・シーンにおいて色褪せることのない名曲の数々にサウンドクリエーターとしての大村雅朗の果たした役割の大きさを感じずにはいられない企画となっている。

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