参院選、福井県民33万人が棄権

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参院選福井選挙区の投票率

 参院選福井選挙区の投票率は過去最低の47.64%となり、衆院選を含む福井県内の国政選挙でも戦後最低を記録した。有権者64万6976人の半数を超える33万8775人が棄権した。市町別でみると、福井市が最多の12万839人、坂井市では4万81人、越前市で3万4630人が選挙権を行使しなかった。期日前投票者数も伸びなかった。

⇒参院選福井選挙区の開票結果

 県内の最低投票率は参院選が1995年の53.02%で、衆院選は2014年小選挙区50.00%(比例代表49.99%)だった。今回の47.64%は知事選を含めても最低となり、投票率が50%を割り込むのは15年の知事選(48.59%)以来。

 市町別で投票率が高かったのは、おおい町63.55%、若狭町60.26%で、その他の町は50%台。市は軒並み低く、小浜の54.91%を最高に50%台は3市だけだった。福井は44.49%、坂井46.76%などで、最低は鯖江の42.27%だった。男女別では男性48.72%(前回比8.48ポイント減)、女性が46.63%(同9.22ポイント減)。

 時間ごとの投票率は出だしから低調なペースで、午後4時の時点で21.59%とようやく2割を超え、前回比5.98ポイントのマイナス。その後も差は広がり続けた。

 比例代表の投票率は前回を8.86ポイント下回る47.63%だった。

 福井新聞社の世論調査では、参院選に「関心がある」との回答は前回調査より3.4ポイントマイナスの60.5%にとどまり、投票率低下が懸念されていた。結果として前回(16年)56.50%、前々回(13年)の53.78%を大きく下回った。