有人月面着陸から50年後、ISS目指す3人の宇宙飛行士がソユーズロケットで打ち上げ成功

アポロ11号による初の宇宙飛行士による月面着陸から50周年となる7月20日にソユーズロケットが打ち上げられ、3人の宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)へと旅立ちました。

今回打ち上げられたのは、ロシアのアレクサンダー・スクボルソフ宇宙飛行士、イタリアのルカ・パルミターノ宇宙飛行士、アメリカのアンドリュー・モーガン宇宙飛行士。第60次長期滞在クルーに選ばれた彼らは、ISSにてさまざまなミッションに携わります。

さらに、ミッションの最中には初となる商業宇宙船による宇宙飛行士の輸送が実施される可能性があります。これは、米スペースXのクルー・ドラゴンやボーイングのスターライナーの開発状況により左右されます。

なお、スクボルソフ氏とパルミターノ氏は2月初旬に地球へと帰還し、モーガン氏はその後もISSに残り第60次長期滞在クルーとも合流し、4月初旬に地球に帰還する予定です。

Image: ROSCOSMOS
■Soyuz MS-13 Crew Lifts Off to Space Station on First Moon Landing 50th
https://www.space.com/space-station-crew-launches-apollo-11-anniversary.html
文/塚本直樹

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