キャラになりきってパチリ レイヤー集合

「毛利探偵事務所」でポーズを決めるコスプレイヤー=県美術館

 多彩なメークや衣装でアニメやゲームのキャラクターに扮(ふん)し、写真撮影を楽しむイベント「コスプレDAY」が21日、長崎市出島町の県美術館で開かれ、県内外から参加したコスプレイヤー(レイヤー)やカメラマン計約70人でにぎわった。
 長崎新聞社が創刊130周年に合わせ、長崎県の若者文化を盛り上げようと初めて実施した。近年は、コスプレの写真をツイッターなど会員制交流サイト(SNS)に掲載し、仲間同士で出来栄えを見せ合う楽しみ方が、若者のサブカルチャーとして流行している。
 レイヤーらは会場内の更衣室で着替え、思い思いのキャラクターに“変身”。館内で開催中の「名探偵コナン 科学捜査展」の会場や館外の敷地周辺などを散策し、気に入った撮影スポットを見つけるとポーズを決めて写真に納まっていた。
 福岡市から友人3人と来た20代の女性レイヤーは、名探偵コナンの人気キャラクター「服部平次」に扮し、同展会場に設けた毛利探偵事務所内でパチリ。「本格的なセットを使って撮影できてうれしい」とニッコリ。「会場に来たいろんなレイヤーと話をしてみたい」と話した。
 今回のイベントの公式コスプレイヤー、まおだむさんと笑衣(わらい)さんの2人も、それぞれ名探偵コナンに登場するキャラクターのコスプレで参加。作品ファンと一緒に記念撮影などをしてイベントを盛り上げた。

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