長崎総合科学大付が長崎東に5-3で競り勝ち、20年ぶりの8強入りを決めた。2試合連続で完投した右腕徳留は「ピンチでも野手が守ってくれた。調子はよくないが、それなりにコースに投げられた」と淡々と振り返った。
初戦から制球が安定せず、この日も被安打10と思い通りの内容ではなかった。だが、走者を背負った場面で粘り強さを発揮。5-1の九回には連続適時打で2点差に迫られ、なお1死一、三塁とされたが、最後は併殺に仕留めた。渡瀬監督は「継投は考えなかった。ここぞというところで打ち取ってくれた」とうなずいた。
準々決勝で当たる海星は、NHK杯長崎地区予選決勝で対戦し、徳留が完封した。試合の鍵を握るエースは「相手はホームランを打てるバッターばかり。これまでの反省を生かしていきたい」と好投を誓った。
長総大付 20年ぶり8強 徳留3失点完投
- Published
- 2019/07/23 10:34 (JST)
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