【2019年最新版】外国人に知ってほしい!日本ではやっている若者言葉5選

日本を観光するなら、日本人と仲良くなりたいですよね。今、日本では若年層を中心に「若者言葉」が浸透しており、コミュニケーションの一部として使われるようになりました。今回は日本人と仲良くなるキッカケとして使える若者言葉を紹介していきたいと思います。

それな

最近若者の間では共感をした時に「それな」というフレーズを多用します。ニュアンス的には「そうだね」「それそれ」「そのとおり」など、共感や賛同をした時に使う言葉です。2015年には日本の人気情報番組内の「女子高生流行語ランキング」で1位にも選ばれています。
英語の「Yeah(そうだね)」「Yeah that’s right(そのとおり)」の意味に近いです。
日本での使い方を例に出すと

例文①:「この料理美味しいね」「それな」
例文②:「今日暑いね」「それな」
例文③:「今度お寿司を食べに行こう」「それな」

「それな」と言う言葉はあまりにも便利すぎて、「共感」や「賛同」以外の場面でも使われるようになりました。あまり難しく考えず、「Yeah(そうだね)」「Yeah that’s right(そのとおり)」と感じたら、気軽に使ってみてください。

ワンチャン

日本では「ワンチャン」という言葉が使われるようになりました。大学生や20代前半の若者が使うことが多く、「One Chance」の略語として知られています。もともとは麻雀の用語で「このチャンスをものにできれば逆転できる」という意味でしたが、現代の若者言葉では少し違ったニュアンスで使われているようです。

例文①:「29日は忙しいけどワンチャン行ける」
例文②:「あの子に告白したらワンチャンいけんじゃね?」

このように「もしかしたらいける」「可能性がある」というような意味合いで使われることが多いです。
英語の「there is a possibility(可能性がある)」の意味に近い表現です。観光の場面で使うなら「明日ワンチャン京都まで行けそうだね」「東京行きの電車にワンチャン間に合いそうだ」といったように使ってみてください。

エモい

「エモい」というフレーズは、三省堂の「今年の新語」で2位に選ばれたこともある若者言葉です。実は英語との関係が深く「emotional(エモーショナル)」の略語として使われています。感動や情緒を表す意味なので、エモーショナルな気持ちになったら「エモい」と言えば問題ありません。
日本で使うならこんな場面がおすすめです。

例文①:「富士山の朝日がエモい」
例文②:「みんなで焚き火を囲んでビールを飲むのはエモい」

訪日旅行客でも簡単に使える言葉ですので、どんどん活用してみましょう。

草(くさ)

草(くさ)とはネット用語からきた言葉で「笑い」を表現しています。面白いことがあった時、文章の語尾に「www」と書き込むことが由来で、これが言語化して草(くさ)と呼ばれるようになりました。
実は英語にも草(くさ)と同じ意味を持つものがあります。「lol」「aha」「haha」などは文章の後につけて笑いを表現します。このため、英語と同じような意味合いで使えば問題ありません。

例文①:「電車に乗ったら別の場所に行ってしまった」「草生えるわ」
例文②:「その話は草(その話は面白い)」

英語にも同じニュアンスの言葉がありますので、面白い場面に遭遇した時は使ってみましょう。

フロリダ

「ちょっとフロリダするわ」
え?アメリカの州がどうしたの?と思うかもしれません。
日本では「お風呂に入るから離脱する」という意味で使われており、訪日旅行客の方は混乱をするかもしれません。要するに「お風呂に入りたいからこの場を離脱しますね」といった感じです。

観光でホステルやゲストハウスに宿泊していると、日本人と交流をすることも多いでしょう。しかし、「もう寝たいな」「お風呂に行きたいな」と感じることもあるはず。そんな時は「ちょっとフロリダするんで」と言ってみましょう。
また風呂に入っていたことを事後報告する時に「フロリダってた」と言うこともあります。状況に応じて使い分けてみてください。

若者言葉を使う時の注意点やポイント

若者言葉は日本人との距離を縮めるツールになります。しかし、年齢が上の方には通じなかったり、不快に思われたりする場合もあります。基本的に20代の若者には通じやすいですが、それ以上になると理解してもらえないこともあります。
使う場面が分からない時は、「若者言葉を使いますか?」と話のネタとして会話をするのもいいかもしれません。

日本の若者言葉は日々進化をしています。英語から由来しているものも多く、親しみやすい言葉もあったのではないでしょうか?今回紹介した若者言葉を使って日本の若者と交流を深めてみてくださいね。

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