ツインズが三重殺を完成 ヤンキースとの打ち合い制す

【ヤンキース6-8ツインズ】@ターゲット・フィールド

ツインズは、1回表無死一・二塁のピンチを三重殺(トリプルプレイ)で脱出。その後は点の取り合いとなったが、5本塁打の一発攻勢を見せ、8対6でヤンキースを破った。ツインズが1試合5本塁打以上を放つのは、この試合が今季8度目であり、これは1977年のレッドソックスに次いでメジャーリーグ史上2チーム目となる快挙。3番手のルイス・ソープが2回2/3を1失点に抑える力投を見せ、メジャー初勝利をマークした。一方、敗れたヤンキースは、先発のCCサバシアが4本塁打を浴び、4回7失点(自責点6)で今季5敗目(5勝)。打線は13安打で6点を奪ったが、得点圏で12打数2安打に終わるなど、今一つ繋がりに欠けた。

1回表のツインズは、先発のマーティン・ペレスが無死一・二塁のピンチを背負ったものの、3番のエドウィン・エンカーナシオンをサードゴロに打ち取り、三塁ルイス・アラエスから二塁ジョナサン・スコープ、一塁ミゲル・サノーとボールが転送されて三重殺が完成。その裏にホルヘ・ポランコの14号ソロとネルソン・クルーズの20号ソロで2点を先制すると、4回裏にはマックス・ケプラーが25号ソロ、ミッチ・ガーバーが18号ソロを放って7対3とリードを広げ、1点差に詰め寄られた直後の6回裏にはガーバーがこの試合2本目となる19号ソロを放ち、ヤンキースを突き放した。「1番・捕手」で先発出場したガーバーは、2本塁打を含む4打数3安打2打点3得点の大活躍。今季19本塁打は、ウィルソン・コントレラス(カブス)と並んで捕手メジャー最多の数字となった。

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