高商、接戦で高一下す 高校野球富山大会

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 全国高校野球選手権富山大会第7日の23日、準々決勝で高岡商が第1シードの高岡一を延長十一回1−0で破った。高岡商は延長十一回、2番・井林が決勝点となる勝ち越しの適時二塁打を放った。井林は「これまでやってきたことを信じて振った」と話し、高岡商のスローガン「全振全礼(ぜんしんぜんれい)一球尽力(いっきゅうじんりょく)」を体現する一打となった。

 試合は高岡商の荒井と高岡一のエース木村の投手戦となり、両校とも好機で決めきれない場面が続いていた。

 十一回無死2塁で打席に立った井林が「後ろにもいい打者がいる。つなぎを意識した」とミートした打球は中堅手の頭を越えた。「バックを信じて投げるだけだった」という先発荒井ら投手陣に応えた。

 三連覇を狙う高岡商だが、井林は「挑戦者という気持ちで臨む。ベンチ、スタンドも含めた73人全員で戦う」ときっぱり。古豪に気負いは全く感じられなかった。