テニスの川口夏実さん「次の全米 優勝したい」 留学生活を佐世保市長に報告

全豪オープン・ジュニアでの優勝について話す川口さん=佐世保市役所

 テニスの全豪オープン・ジュニアの女子ダブルスで優勝した長崎県佐世保市出身の川口夏実さん(17)は7月23日、朝長則男・佐世保市長を訪ね、試合や米国での留学生活を報告した。

 川口さんは世界のトップ選手を育成する盛田正明テニス・ファンドの支援を受け、2015年から米国フロリダ州のクラブメッドアカデミーに留学している。7月のウィンブルドン・ジュニアの女子シングルスでもベスト8入りを果たすなど活躍。現在は休暇で帰省している。

 川口さんは練習と学業の両立で多忙な生活や、積極的に周囲に話し掛けて語学を習得していることを説明。「(全豪オープン・ジュニアは)大勢の観客に囲まれて楽しかった。次の全米オープンで優勝できるように頑張りたい」と笑顔で話した。朝長市長は「佐世保の誇り。さらに磨きをかけてチャンピオンを目指してほしい」とエールを送った。

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