ナショナルズ・ターナーが自身2度目のサイクル安打達成

【ロッキーズ1-11ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

ナショナルズは、初回に8号先頭打者アーチを放ったトレイ・ターナーが、2回裏にピッチャー強襲の内野安打、5回裏にライトへの三塁打、7回裏にライトへのタイムリー二塁打を放ち、自身2度目となるサイクル安打を達成。ターナーの大活躍もあり、ロッキーズに11対1で大勝した。ナショナルズ先発のスティーブン・ストラスバーグは6回3安打無失点の好投で、メジャー単独トップとなる今季13勝目(4敗)をマーク。ロッキーズは先発のピーター・ランバートが6回途中9安打3失点で今季2敗目(2勝)を喫し、リリーフ陣も失点を重ねて大敗となった。

ターナーは、2017年4月にもサイクル安打を達成しているが、前回もロッキーズ戦での快挙だった。しかし、前回がロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドでの達成だったのに対し、今回は本拠地ナショナルズ・パークでの達成。ロッキーズは球団創設以来、サイクル安打が達成された試合に19度関与しているが、過去の18度は全て「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドでの試合であり、ターナーはクアーズ・フィールド以外でロッキーズを相手にサイクル安打を達成した史上初の選手となった。また、ターナーは先頭打者アーチが通算9本となり、アルフォンゾ・ソリアーノと並ぶナショナルズ(2005年~)の球団タイ記録に。ただし、ソリアーノはこの9本を2006年の1シーズンで放っている。

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