高級スマホの不当販売で400億円の税収減─業界団体

©ピーエムグローバル株式会社

 メーカーが想定しないルートで調達した製品を扱う「グレーマーケット」で高級スマートフォンが販売されることで、国は250億ルピー(約400億円)の税収を失っている──。業界団体であるインド携帯電子機器協会(ICEA)がこうした見解を示し、対策として2万ルピー(約3万円)を超えるスマートフォンに対する関税の上限額を4千ルピー(約6千円)にするよう求めている。21日付PTI通信が報じている。

 スマートフォンの輸入には20%の基本関税が課されている。ICEAのパンカジ・モヒンドルー会長はPTI通信に対し、「グレーマーケットの商品は基本関税と物品・サービス税(GST)を払っておらず、年間250億ルピーの税収減になっている」と指摘。「基本関税を4千ルピーに抑えることで違法な売買の利ざやを小さくし、高級スマホの正規輸入販売を後押しできる」としている。