第15回中国(南京)国際ソフトウエア製品・情報サービス展覧会が閉幕

第15回中国(南京)国際ソフトウエア製品・情報サービス展覧会が閉幕

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【南京(中国)2019年7月23日新華社=共同通信JBN】
*81のプロジェクトに調印、投資総額340億元超

7月22日午前、第15回 China(Nanjing)International Software Product and Information Service Trade Fair(中国(南京)国際ソフトウエア製品・情報サービス展覧会、CIS)が南京国際博覧中心(Nanjing International Expo Center)で正式に閉幕した。

組織委員会は閉幕式で、「未来のイノベーション(Innovation Future)」の「ソフトウエアと技術イノベーション製品トップ10(Top 10 Software and Technology Innovation Products)」を発表、第1回CIS業界アプリソフトウエア試験コンテスト(1st CIS Industry App Software Testing Contest)の受賞者に賞を授与した。無錫と南通は、CISパートナー都市の引き継ぎを行った。

今年のCISのテーマは「デジタルエコノミー、スマートフューチャー」だった。主要技術、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、人工知能、5G、デジタルチャイナ、その他のテーマに的を絞り、新世代の情報技術の開発に焦点を当てた。1つのテーマを設定したフォーラム、3つのイノベーションと起業家精神のコンペ、1つのプロジェクト調印式、1つの産業史跡開発サロン、そして20以上の関連特別フォーラムとドッキング取引が行われた。組織委員会が発表した統計データによると、CISには12万人以上の聴衆が来場、プロの来場者と企業ユーザーの割合は70%を超えた。

4日間の会期中、展示会には20以上の国・地域から1000社以上が出展、総展示面積は10万平方メートルだった。CISでは、ソフトウエアやIT企業の新製品も多数発表された。展示された製品の中には「微表情(micro-expressions)」を解読する感情コンピューティング(emotional computing)技術、遠隔地からの手術指導を可能にする5G技術、デジタル分析や技術予測を行うデジタルツインがあった。それらは、来場者の目を堪能させ、「ソフトウエアシティー」のデジタル経済力を印象付けた。

CISは80以上のプロジェクトを達成、総投資額は340億元を超え、そのうち16のプロジェクトがステージ上で調印された。

南京は初の「中国ソフトウエアシティー」として、CISを15回連続で開催。南京ソフトウエア産業の力強い発展を経験し、国際ソフトウエアシティーづくりの原動力とイノベーティブシティーのエンジンとなった。

「デジタルエコノミー、スマートフューチャー」。このイノベーティブシティーは、新しい技術動向をリードし、スマートシティーづくりのための「南京モデル(Nanjing Sample)」に貢献していく。

ソース:The Organizing Committee of CIS

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(第15回中国(南京)国際ソフトウエア製品・情報サービス展覧会の閉幕式)