大分上野丘の快進撃途絶えるも悔いなし 夏の甲子園大分予選2019

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7月23日 第2試合 3回戦 別大興産スタジアム

上野丘 000 000 000|0

明 豊 031 001 00×|5

 県内有数の進学校の快進撃は終わった。大分上野丘は春のセンバツで4強に入った明豊に0-5で完封負け。大津裕也監督は「全国区の相手に素晴らしい試合だった。選手は野球小僧になって立ち向かった」と話し、赤峯啓太主将(3年)は「悔いのない試合ができた。今までで最高の試合になった」と涙はなかった。

 1、2回戦はともに7回コールドで勝ち上がり、明豊に真っ向勝負を仕掛けるはずだったが、降雨による3日間の試合延期で勢いは消えた。好調だった打線は得点圏にこそ走者を進めたが、「あと一本が出なかったが、そこを許さないのが全国で戦ってきたチーム」と明豊の投手陣の実力を認めた。7安打を放つも無得点、一方の明豊は10安打で5得点、勝負どころで明暗が分かれた。

4回に三塁打を放った赤峯啓太

 文武両道、大分上野丘の練習時間は1日2時間足らず。いかに効率よく、集中力を高めて練習できるかを求めて取り組んだ。次に起こりうる可能性を想像させる能力を培うことこそが重要であり、このイメージトレーニングが実践との誤差を克服してくれる最良の方法だった。3日の延期は大した問題ではなかった。練習時間はいつもと変わりはなく、体育館や屋根付きの渡り廊下で素振りし、わずかな晴れ間に投手陣は投げ込んだ。

 「準備は万全だった」と赤峯。2年から4番打者を担い、広角に打ち分けるバッティングで明豊戦は3塁打を含む2安打と気を吐いた。「限られた時間で練習してきたこれまでの成果は発揮できた」。大学でも野球を続けるという赤峯は「明日から受験勉強に切り替えます」と野球で培った集中力を発揮して、最良の結果が出るようにイメージを膨らまし、勉学に励む。

ロングリリーフで好投した姫野未来(3年)

(柚野真也)