【高校野球神奈川大会】桐光がコールド勝ちでベスト4進出

1回、桐光学園の谷村が適時内野安打を放つ

 夏の高校野球神奈川大会準々決勝は24日、横浜スタジアムで桐光学園-向上が行われ、第1シードの桐光が13-5の七回コールド勝ちで5年連続のベスト4進出を決めた。

 桐光は初回に打者10人を送り、鵜沢悠生(3年)、谷村然(3年)、石倉大樹(2年)の3連続適時打などで5点を先制。四回にも安達壮汰(2年)が2点二塁打を放つなど、着実にリードを広げた。

 向上は七回に3点を返したが、コールド負けを免れることはできなかった。

 松井裕樹(楽天)を擁した2012年以来の夏の甲子園を狙う桐光・野呂雅之監督(58)は「先に点が取れたのが大きかった。初回に(無死満塁から)0点だったら、違う展開になっていた」と大勝にも気を緩めることはなかった。

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