【MLB】前田健太、5回途中3失点で10戦白星なし エ軍トラウトは「良い球を投げる」

エンゼルス戦に先発したドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

トラウトは前田のスライダーの前に2打席凡退後、ソロ本塁打を放つ

■エンゼルス 5-4 ドジャース(日本時間24日・ロサンゼルス)

 ドジャースの前田健太投手は23日(日本時間24日)、本拠地エンゼルス戦で先発し、今季7敗目を喫した。4回1/3を投げて4安打3失点。今季8勝目はお預けとなり、10試合白星なし。5月までに7勝を挙げながら、そこから白星に見放されている。

 前田は2回2死からレンヒーフォに四球、ガーノーに死球を与えてピンチを広げると、ここで代打で登場した大谷に右前適時打を浴びて先制点を献上した。同点に追いついた5回1死でトラウトに左翼ポール際への33号ソロを浴びて勝ち越され、続くアップトンに左翼フェンス直撃二塁打を浴びたところでマウンドを降りた。

 4回1/3で95球を要した前田。4安打3失点、7つの三振を奪ったが、勝利には結びつかなかった。試合後、エンゼルスの主砲マイク・トラウト外野手が前田について言及。トラウトは初回の第1打席は前田のスライダーに空振り三振。3回の第2打席もスライダーを引っ掛けて三ゴロ(三塁手ターナーが失策)だった。

 だが、5回の第3打席では2打席捉えられていなかったスライダーを捉えて特大の勝ち越しソロ。試合後、トラウトは「彼は良い球を投げるね。第1打席では三振した。バランスを崩されたよ」と語り、前田の投球についての印象を語っていた。(Full-Count編集部)

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