広島、5連勝で借金完済目前! ジョンソン1安打完封で自力V消滅また回避 中日は敵地で7連敗

広島のクリス・ジョンソン【写真:荒川祐史】

広島は初回に西川の先頭打者本塁打などで2点を先制

■広島 2-0 中日(24日・マツダスタジアム)

 広島が5連勝で、5割復帰が目前となった。24日、本拠地マツダスタジアムでの中日戦。初回に西川の先頭打者本塁打などで2点を先制すると、先発のジョンソンが中日打線を9回まで1安打に封じる今季初完投初完封でリードを守り抜いた。

 初回、プロ初先発となった中日の2年目山本を攻略した。先頭の西川は右翼スタンドへ先頭打者本塁打となる7号ソロを放って1点を先制。さらい菊池涼、バティスタが連打で一、三塁とすると、山本のワイルドピッチで2点目を奪った。

 この2点のリードを先発のジョンソンが守り抜いた。許した安打は3回に平田に浴びた右前安打わずか1本。6回には安部の2連続エラーなどで1死二、三塁のピンチを招いたものの、大島、ビシエドの3、4番を切って窮地を脱した。9回まで投げて1安打無失点の完璧な投球だった。

 中日は2年目の山本がプロ初先発。初回に西川の先頭打者弾などで2点を失ったものの、2回以降は立ち直り粘投した。5回まで5安打2失点と好投したものの、打線がジョンソンの前に沈黙。わずか1安打に終わって5連敗。対広島のビジターゲームはこれで7戦全敗となった。(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2