山梨学院ら3校が甲子園へ 佐々木擁する大船渡は聖地に王手、日大三&早実敗退…24日の高校野球

24日は新たに3県で甲子園出場校が決定

岩手、千葉、茨城などで決勝進出校が決定

 第101回全国高等学校野球選手権大会は24日、各地で都道府県大会が行われ、新たに3校が甲子園出場を決めた。

 この日は山形、新潟、山梨で決勝戦が行われ、山形は鶴岡東が山形中央を下し、3年ぶり6度目の甲子園出場を決めた。新潟は日本文理が東京学館新潟に12-3で大勝し2年ぶり10度目、山梨では山梨学院が東海大甲府との接戦を制して4年連続9度目の甲子園への切符を掴んだ。

 またこの日は岩手、千葉など4県で準決勝が行われて決勝進出2校が決まった。岩手では佐々木朗希投手擁する大船渡が一関工を5-0で下し、35年ぶりの甲子園に王手をかけた。「4番・投手」で先発した佐々木は2安打完封、15奪三振の圧巻の投球。打っても先制の適時打と投打でチームを牽引した。黒沢尻工を5-11で下した花巻東と決勝を戦う。

 茨城では霞ヶ浦が水城に6-2で、常磐大が水戸商に5-3でそれぞれ勝ち決勝に駒を進めた。霞ヶ浦は4年ぶり2度目、常磐大は初の甲子園出場をかけて決勝に臨む。千葉は延長11回の熱戦の末に木更津総合を下した習志野と、市原中央に快勝した八千代松陰が決勝進出を決めた。福井は春夏通じて初の甲子園出場を目指す丹生と敦賀気比がそれぞれ決勝に進んだ。

 西東京大会では準々決勝で桜美林と国学院久我山がそれぞれ勝利して4強に進出。日大三、早実がベスト8で姿を消した。(Full-Count編集部)

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