ブルーライン新百合ケ丘延伸ルート案、8月に住民説明会

横浜市営地下鉄新ルートのイメージ

 2030年の開業を目指し、横浜市が事業化を決定した市営地下鉄ブルーラインのあざみ野(同市青葉区)│新百合ケ丘(川崎市麻生区)間の延伸について、両市は共催で、8月中に計4会場で住民説明会を開く。延伸事業に関する住民説明会は初めて。

 計画では、事業主体の横浜市交通局が約6キロの延伸区間を整備し、開業後の運行も担う。両市の延伸区間には計4駅を新設。このうち3駅は儉山交差点(青葉区)付近、すすき野(同)、新たな終点となる小田急線新百合ケ丘駅南口(麻生区)付近となる。

 もう1駅は同南口とすすき野の間に開設。この区間は三つのルート案が示されており、東側ルートの新駅は市営スポーツ施設のヨネッティ王禅寺付近、中央ルートは王禅寺公園付近、西側ルートは白山付近がそれぞれ候補地になっている。「東側ルートがより整備効果が高い」と見込む川崎市は、19年度中に一つに絞るとしている。

 説明会はの日時と会場は次の通り。申し込み不要。

 ▽23日午後7時~同8時半=川崎市麻生区役所

 ▽25日午後2時~同3時半=同

 ▽26日午後7時~同8時半=横浜市立あざみ野第一小学校体育館

 ▽31日午後2時~同3時半=横浜市立儉山小学校体育館

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