第43回文部科学大臣杯全国高校囲碁選手権大会が24日まで、東京都千代田区の日本棋院で開催され、男子個人戦で神奈川代表の鈴木智大さん（県立柏陽高2年）が優勝した。
鈴木さんは、日本棋院の院生としてプロ棋士を目指していた経験を持ち、本大会は昨年準優勝している。今回も決勝の舞台に勝ち上がり、新潟代表の五十嵐成也さん（県立新潟高3年）と対戦。互いに秒読みとなる熱戦を制した。
「素直にうれしい。大会には特に目標を立てず、自分の碁を打てればという思いで臨んだ」と喜びを語った。
23日に始まった男子個人戦には、各都道府県の代表98人が出場。予選を突破した16人が決勝トーナメントを戦った。神奈川代表では齊山天彪さん（県立平塚中等教育学校2年）も決勝トーナメントに進出し、7位に入賞した。
22、23日に行われた団体戦では、女子の部で桐蔭学園高（藤本彩羽、青田菜生、萩原水帆選手）が5位に入賞した。
