丹生2番打者、強豪破る決勝打再び

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第101回全国高校野球選手権福井大会準決勝・福井工大福井―丹生 8回裏丹生1死二塁、来田達磨の中前適時打で二走の武藤勇次が生還し先制する=7月24日、福井県営球場

 【全国高校野球選手権福井大会・準決勝 丹生3―0福井工大福井】

 丹生の快進撃が止まらない。強豪シード校を連続で撃破し、夏大会は初となる決勝へ進んだ。息詰まる投手戦を投げ抜いた玉村昇悟主将は「実感が湧かない」と驚きつつも、笑顔を見せた。

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 両者無得点で迎えた八回裏。先頭の武藤勇次が右前に安打を放ち「流れをつくった」(春木竜一監督)。川口駿介の犠打で1死二塁とすると、打順は準々決勝の啓新戦でサヨナラ打を決めた来田達磨。指揮官が「思い切りのいい選手」と評する2番打者は、今試合でも「自分が決めよう」と奮起した。

 初球を捉えた打球は中前に飛び、1点を先制。兄の来田宗純も続いて安打で出塁すると、重盗を決め2死二、三塁。「捕手の自分が玉村を助けたい」と挑んだ倉谷勇人は2球目の「外の真っすぐ」を捉えた。「打った瞬間、鳥肌が立った」という二塁打で2点を加え、突き放した。

 前試合と打って変わり、序盤から好投を見せた先発玉村。福井工大福井の打線をかわし続け、無失点で試合を終えた。力投を続ける玉村は「みんな守備も良くなってきて、打たせても大丈夫と思える」とチームに信頼を寄せる。捕手倉谷は「スライダーがこれまでで一番切れていた。100点満点の出来でリードしやすかった」とたたえた。

 次はいよいよ決勝戦。対戦相手は昨夏優勝の敦賀気比。これまで以上の苦戦が予想されるが、玉村は「次も楽しく笑顔でできたら」と話した。

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