ヘイダー&ペラルタが奪三振ショー ブリュワーズ辛勝

【レッズ4-5ブリュワーズ】@ミラー・パーク

ブリュワーズは、2点ビハインドの5回裏に3点を奪って逆転に成功。1点のリードをリリーフ陣が守り抜き、5対4でレッズを破った。先発のヨーリス・チャシーンが3回4失点(自責点3)で降板したブリュワーズだが、2番手のアレックス・クラウディオ、3番手のマット・アルバース、4番手のジュニア・ゲラが合計3イニングを2安打無失点に抑える好リリーフを披露。試合終盤は、5番手のジョシュ・ヘイダーが2回5奪三振、6番手のフレディ・ペラルタが1回2奪三振という奪三振ショーを展開し、1点のリードを守り抜いた。アルバースが今季5勝目(3敗)、ペラルタがメジャー初セーブをマーク。レッズ先発のルーカス・シムズは、2本塁打を浴びるなど、5回途中3安打5失点で今季初黒星(1勝)を喫した。

1回表にジョシュ・バンミーターのタイムリーとスクーター・ジェネットのタイムリー二塁打で2点を先制されたブリュワーズは、1回裏にライアン・ブラウンの15号2ランで同点に追い付いたものの、先発のチャシーンが2回表にジョーイ・ボットーのタイムリー、3回表にバンミーターの2号ソロでそれぞれ1点を失い、2点のビハインド。しかし、5回表にケストン・ヒウラの10号ソロで1点差とし、さらに二死満塁からヤスマニ・グランダルの2点タイムリーで逆転に成功した。カージナルスに抜かれ、ナ・リーグ中部地区の3位に転落しているブリュワーズ。勝ち頭のブランドン・ウッドラフに続いてチャシーンも戦線離脱が濃厚になるなど、苦しい状況に置かれているが、2年連続のポストシーズン進出に向けて貴重な1勝となった。

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