カブスが好調ジャイアンツを破る 地区首位をキープ

【カブス4-1ジャイアンツ】@オラクル・パーク

カブスは、ハビアー・バイエズの25号ソロ、クリス・ブライアントの21号2ラン、アルバート・アルモーラJr.の10号ソロと3本のアーチが飛び出し、好調のジャイアンツに4対1で勝利。地区2位のカージナルスとの0.5ゲーム差をキープし、ナ・リーグ中部地区において首位の座を守った。先発のタイラー・チャットウッドが4回4安打1失点で降板したあと、2番手として登板して1回2/3を無失点に抑えたカイル・ライアンが今季3勝目(1敗)、6番手のクレイグ・キンブレルが今季7セーブ目をマーク。ジャイアンツは、先発のタイラー・ビーディが3本塁打を含む10安打を浴び、6回途中4失点で今季4敗目(3勝)を喫した。

初回にバイエズの25号ソロで先制したカブスは、3回表にブライアントの21号2ランで3点をリード。先発のチャットウッドが3回裏に二死からヒットと四球で一・二塁のピンチを招き、スティーブン・ボートのタイムリーで1点を返されたものの、4回表にアルモーラJr.が10号ソロを放ち、再びリードを3点に広げた。チャットウッドが4回限りで降板したあとは、ライアン、ローワン・ウィック、ペドロ・ストロップ、ブランドン・キンツラー、キンブレルと5人のリリーバーが無失点リレーを展開し、3点のリードを守って4対1で逃げ切り。かつての正遊撃手アディソン・ラッセルがマイナー降格、右膝を痛めたブライアントが途中交代、主砲アンソニー・リゾーが退場、エース左腕のジョン・レスターが発熱により先発回避と誤算が続出したなか、カブスは好調のジャイアンツを相手に大きな1勝を手に入れた。

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