三菱新型パジェロスポーツをタイで世界初披露｜安全機能や便利機能を充実

三菱が新型パジェロスポーツをタイで販売開始

三菱はミッドサイズSUVの新型パジェロスポーツを2019年7月25日にタイで世界初披露し、同国での販売を開始した。

新型パジェロスポーツは、8インチカラー液晶メーターやスマートフォンでも開閉できるエレクトリックテールゲートなど、先進性と高い利便性を備えている。

2018年度はグローバルで約7.7万台を販売した三菱自動車の世界戦略車の1つであり、タイにおける生産・販売会社ミツビシ・モーターズ・タイランドのラムチャバン工場で生産し、今後フィリピン、オーストラリアなど約90ヶ国に順次展開していく計画だ。

※一部地域ではモンテロスポーツとして販売する

新型パジェロスポーツは、本格SUV パジェロで培ったオフロード性能と信頼性・耐久性に、乗用車並みの快適性・機能性を融合させたミッドサイズSUVだ。

今回「Elevate your Journey」をモデルチェンジのキーワードとし、洗練されたエクステリア、先進的な機能装備と快適なインテリアを実現し、ドライバーの冒険心や探求心に応える。

■「ダイナミックシールド」

フロントデザインコンセプトを進化させ、フロントグリルから連続するヘッドライトと、バンパー左右コーナー部に配置したコンビネーションランプによりワイド感を強調した。

■良好な視界を維持しつつ従来よりもボンネットを高くした厚みのあるフロントフェイス、力強さを増したメッキパーツなどにより、さらに洗練されたフロントデザインとした。

■視認性に優れる8インチカラー液晶メーターや8インチのスマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)を採用した。

■新たにハンズフリー機能付エレクトリックテールゲート(セーフティ機構付)を採用した。

■スマートフォンでのエレクトリックテールゲート開閉機能や、ドアロック忘れなどを通知しスマートフォンから施錠できる降車リマインダーなど、便利機能を提供する三菱リモートコントロールを採用した。Bluetoothにより車両とスマートフォンを連携させる。

■フロアコンソールとドアグリップの形状を変更し、ステッチ付きソフトパッドを追加した。より快適な居住空間とするとともに質感を高めた。

■コンソール下部にはキーなどの小物類を収納でき、左右どちらからでも出し入れできるアンダートレイを新たに採用した。フロアコンソール後端にはAC電源（150W）を新たに配置、従来のUSB端子とあわせて後席での使い勝手を向上させた。

■2.4L MIVEC ディーゼルターボエンジンと8速ATの組み合わせにより、高い環境性能と軽快な走りを両立した。

■従来の先進安全装備にレーンチェンジアシスト(LCA)と後退時車両検知警報システム (RCTA)を加え、安全性能を強化した。

■4WD車には、あらゆる路面状況で最適なトラクション性能と優れたハンドリング性能を両立するスーパーセレクト4WD-IIを搭載している。またオフロードモードにより、エンジン・オートマチックトランスミッション・ブレーキを統合制御し、悪路での走破性を高めている。