岡山で人間ドック学会大会が開幕 健診の在り方やがん予防を議論

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岡山市内で開幕した日本人間ドック学会学術大会

 働く世代の健康増進を主題にした「第60回日本人間ドック学会学術大会」が25日、岡山市内の4カ所を会場に開幕した。初日は、健診の在り方やがん予防対策などのテーマで議論した。26日まで。

 開会式後、大会長を務める淳風会健康管理センター(同市北区大供)の井上和彦センター長が「わが国の行うべきがん予防対策」と題して講演した。

 井上氏は長年内視鏡による胃がん検診に取り組んできたことを紹介し「病気には背景がある。胃がんの場合、ピロリ菌の感染がリスクになる」と説明。若い世代ほどがんの進行が早いとし「人間ドックでリスクを正しく評価して定期的な検査を行い、早期発見・治療につなげることが大切だ」と訴えた。

 26日は企業に実施が義務付けられている労働者へのストレスチェック制度を巡るシンポジウムや市民公開講座などがある。大会には2日間で県内外の延べ約4千人が参加を予定している。