ダイムラー モビリティ領域の新会社 次世代のモビリティソリューションの提供へ

ダイムラーは、モビリティ領域の新しい会社「ダイムラー・モビリティ(Daimler Mobility)」が7月24日から業務を開始したと発表。

新会社は、ダイムラーの金融部門のダイムラー・ファイナンシャル・サービス社から引き継ぐ。既存の資金調達、リース、保険などの分野を維持したままで、モビリティサービスを加える。

ダイムラー・モビリティは、同じダイムラーの傘下であるメルセデスベンツAGのみならず、BMWグループおよび吉利(ジーリー)グループなどのパートナーとともに、フレキシブルなモビリティソリューションを提供するとしている。

ダイムラーは2019年2月、BMWグループと、モビリティサービス領域において5つのベンチャー企業を立ち上げた。ライドヘイリングの「FREE NOW」、カーシェアの「SHARE NOW」、オンデマンドとマルチモーダル「REACH NOW」、駐車の「PARK NOW」と充電サービスの「CHARGE NOW」。ダイムラー・モビリティはこれらのベンチャー、及びブラックレーン(ドイツの移動サービスベンチャー)に戦略的に投資する予定。

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