三菱 新型ekクロス 実燃費レポート|三菱の“本気”が詰まった軽自動車の実力はいかに

三菱 新型」eKクロス 実燃費レポート ゴール

最新ハイト軽ワゴンの燃費はいかに?

今回の燃費テストには2019年3月にフルモデルチェンジされた日産&三菱自動車の軽ハイトワゴンであるデイズ&eK;シリーズの中から、アグレッシブなスタイリングにSUV的要素を持ったクロスオーバーモデル、三菱 eKクロスをテストした。

三菱 新型eKクロス(4WD) 実燃費レポート 目次

起用グレード

グレードはターボエンジンを積む最上級グレードとなるTの4WD(車両本体価格176万5800円)を採用した。

テスト車のT(4WD)は、ルーフレール/2万7000円、プレミアムインテリアパッケージ/5万4000円、デジタルルームミラーとマルチアラウンドモニターから構成される先進安全パッケージ/9万1800円、運転支援システムMI-PILOT、電動パーキングブレーキから構成される先進安全パッケージ/7万200円というメーカーオプションを装着し、カーナビも含め、価格は200万オーバーだ。

なお JC08モード燃費22.8km/L、WLTCモード燃費16.8km/Lだ。

燃費テスト 概要

燃費テストは2019年7月18日(木)の午前7時頃開始し、13時半頃帰京するというスケジュールで実施。天候は曇り時々晴れ、テスト中の最高気温は梅雨らしいムシムシとした湿度の高い中で30度に達したため、エアコンの負担はそれなりに大きかった。また交通の流れは平均的なものだった。

eKクロス T (4WD)燃費テストの結果は以下の通り

全体的にカタログ燃費を大きく上回る良好な燃費を記録した。

また以下の表で過去データのある新型eKワゴンのNAエンジン+FF車、ターボエンジンを積む軽ハイトワゴンのダイハツ ムーヴカスタム RSのFF車と比較してみると

全体的にeKワゴンのNA+FFに対してはターボ+4WD、ムーヴカスタムRSに対しても4WDという不利相応と言える満足できる燃費を記録した。

ここから各章において燃費だけでなくクルマの質についても詳細にレポートしているので、eKクロスを含めた軽ハイトワゴンの購入を考えている方にはぜひ参考にしてほしい。

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