「エミネムの後継者」実力派ラッパーNF、全米1位を記録した前作から2年ぶりの新作リリース

アメリカ出身の白人ラッパー、NF(読み方: エヌエフ)が全米チャート1位を獲得した前作『Perception』から2年ぶりのアルバム『The Search』を7月26日(金)にリリースし、アルバム収録楽曲「Leave Me Alone」のミュージック・ビデオも同時公開された。

同ミュージック・ビデオは、NF本人とNFの過去のミュージック・ビデオを共に制作してきたPatrick Tohillが今回も共同ディレクターを務めている。「Leave Me Alone」は、人生で抱える理不尽なことから生じる心の負担や不安を感じることに嫌悪感を抱いたNFが、「放っておいてほしい」「静かにしてほしい」と思う気持ちを歌った楽曲となっている。

『The Search』をリリースするまでにNFは、アルバム・タイトルにもなっているシングル曲「The Search」や別れた恋人の関係を逆再生で描くミュージック・ビデオが話題となった「Time」などを含め、4曲を先行配信したが、それらの楽曲の総ストリーム数は既に約3億回を記録。

2019年のヒップホップ・アルバムの中でも、一際大きな注目を浴びていることが伺える。誰しもが衝突し、疑問に感じる人生や世の中に対する苦悩に正面からぶつかり、訴えているのが今作『The Search』だ。世の社会問題に対し、NFが訴えるあまりにもリアルな感情は余すところなく表現されており、このアルバム無くして2019年の音楽は語ることはできないだろう。

■ニュー・アルバム『The Search』情報

2019年7月26日(金)発売(日本はデジタル版と輸入盤のみ)
全20曲収録
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■NFアーティストバイオグラフィ
アメリカ出身のラッパーであるNFは、「エミネムの後継者」という異名を付けらるほどの超が付く実力派ラッパー。メジャーデビューをしてから出してきた楽曲の総再生数(アルバムにしてわずか3枚分)は、60億回越えを記録し、ラッパー界隈でも屈指のトップアーティスト。クリスチャン・ヒップホップという教会音楽の一種が自身の音楽的ルーツだと語りつつも、「僕は確かにクリスチャンだけど、決してクリスチャンのための音楽を書いているわけではない。僕の音楽は実際に人生で経てきた困難や辛さが元になっているんだ。だから、僕の音楽を理解するのにクリスチャンである必要はない。」とも述べ、自身の生々しい人生体験がラップにそのまま表れていることを語る。

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