2千の灯籠、境内を彩る 日本遺産・播州清水寺で「千燈会」

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境内をほのかに彩る灯籠=播州清水寺

 西国三十三所巡礼の第25番札所で、日本遺産でもある播州清水寺(兵庫県加東市平木)で26日夜、2千基の灯籠による「千燈会」が始まった。山寺の境内に広がるろうそくの明かりが、夏の夜を幻想的に彩った。

 地元住民らの実行委員会が企画した。昨年、西国三十三所の草創1300年を記念して夏と秋に実施したところ好評だったため、今年も夏の開催を決めた。

 午後6時ごろからメンバーとボランティアら計約30人が、灯籠を置いてろうそくに火をともした。筒状や花形に加え、地元の杉原紙で作った灯籠の明かりがほのかに山寺を照らし、参拝客らを魅了した。小野市から家族と訪れた主婦(33)は「昼間に来たことはあるけど、夜は初めて。神秘的な雰囲気でいいですね」と話していた。

 28日まで。点灯時間は午後7時~9時半。(中西大二)