東京・池袋で実際に金融業を営む著者が、 多重債務者と周囲の人間模様を赤裸々に語る最新刊。 借りても借りてもまた借りてしまう、 そんな債務者の泥沼や、 街金自身の懐事情、 取り立てにやってくるコワい人たちの様子を街金ならではのフラットな視点で解説。
かつて多重債務者としていわゆる“トイチ”業者から借金を重ね、 資金繰りに追われた経験を持つ著者が数々のエピソードを描きます。 またニュースでよく名称を耳にするものの、 具体的にその稼業が見えづらい「地面師」や「ブローカー」などのリアルな姿も紹介。 “借りる側”の心理を熟した著者ならではの、 痛快なエピソードの数々は必読。
【著者】テツクル
20代より金融業に携わる。 福岡と東京で修行し、 現在、 池袋で金融業(街金)を経営。 この道20年を超えるベテランで、 自分が金融業に入るきっかけを書いた自叙伝『ぼくと街金』（note）が好評を博す。
Twitterアカウント:@tetukuruixi
