多民族なジャカレイ移民祭=「各国の料理や踊り楽しんで」

来社したジャカレイ文協の皆さん

 ジャカレイ日伯文化体育協会(早川功会長)主催の『第12回ジャカレイ移民祭』が、8月2~4日と9~11日の6日間に同文協(Av. Lucas Nogueira Garcez, 1940, Jd. Esperanca)で行なされる。入場料5レ、駐車場代が20レ。
 同祭は、地方の日系団体主催では珍しく多民族の移民祭で、10団体が協力して開催している。会場では日本、ブラジル、ポルトガル、イタリア等の郷土料理が出店される。今年は領事館から展示品を借り、日本文化の展示会も行う予定。
 ステージでは、コロニア歌手のショー、和太鼓演奏、ダンスなどを披露。来社した早川会長(67、長野県)が「アラブの踊りもあるよ」と言うように、各国の踊りも披露される。
 開催時間は次の通り。2日と9日は午後6時~11時、3日と10日は午前10時~午後11時、4日と11日は午前10時~午後6時。
 案内に来社した早川会長、馬場敏雄顧問(88、千葉県)、シメゾ・シゲナリ文化理事(75、二世)は「皆ボランティアで働いており、儲けよりも皆に楽しんでもらうことを大切にしている。なかなかない多国籍の祭りを是非楽しんでもらえれば」と来場を呼びかけた。
 問合せは、同文協(12・3956・1488)まで。

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