【特撮・アニメヒーロー図鑑】トリプルファイター - 変身・合体・等身大。時代の声に応えたヒーロー像

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1970年代前半に訪れた「第二次怪獣ブーム(もしくは変身ブーム)」のさなかにTBS系列で放映された帯番組が『トリプルファイター』です。

変身・合体・等身大。時代の声に応えたヒーロー像

1960年代後半の「第一次怪獣ブーム」とは、それまでは映画の中の存在だった「怪獣」が、お茶の間のテレビに登場して子どもたちの大人気を博し、それに刺激を受けた映画界でも多くの怪獣ものが生み出された現象のこと。
ブーム再来をねらう玩具メーカーと制作会社の思惑が一致して、新たなヒーローが続々と登場したのが「第二次怪獣ブーム」です。

トリプルファイターはいわゆる帯番組というやつで、月~金曜日の夕方5時半から10分間、TBS系列で放映されていました。
ヒーローものの帯番組としては、先行作品に『ウルトラファイト』や『レッドマン』があります。ウルトラファイトは過去に放映されたウルトラシリーズの焼き直しが中心、レッドマンも戦闘シーンのみという低予算番組。短い尺なのでストーリー性よりは見た目のインパクト重視の構成でした。

トリプルファイターもその流れにあるんですが、キャラクターはオリジナル。変身・合体・等身大という第二次ブームの特徴をすべて盛り込んだ作品でした。多彩な乗り物も登場するなど、キャラクター玩具ビジネスへの貢献が期待大な作品だったんですね~。

早瀬三兄弟がそれぞれ「オレンジファイター」「レッドファイター」「グリーンファイター」に変身。三人が合体すると最強のトリプルファイターが誕生する、という仕掛けです。もうこれだけで人形4体分のソロバンがはじけるわけですね。商売うまいぞ!

ゴールデン横丁の仲間たち | Dr.近藤(ドクター こんどう)

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