総合旅行サイト、エクスペディア・ジャパンが「ステイケーション」に関するアンケートを実施しました。遠出をせず自宅近郊に「ステイ」して、「バケーション」を楽しむという2つの言葉を合わせた造語で、欧米では知られてきているようです。敢えて近場や知っている所を旅気分で訪れたりする滞在型の旅行形態、現在の日本ではどのように受け取られているのでしょうか?事前の準備時間や交通費などの予算を抑えて旅行気分が味わえる「ステイケーション」、もう体験済みですか?
「ステイケーション」したことある?
「ステイケーション」という言葉についての認知度は、回答者全体の8%。言葉自体はまだあまり知られていないようです。その上で経験があるかを尋ねてみると、16%という結果に。認知度よりは2倍の数字になったものの、体験自体も全体的にはまだあまり浸透していないようです。
旅行はしたいけど、あえなく断念することも
旅行計画についての質問に対しては、旅行したいと思っても諦めたことがあるという割合が半数以上の65%に。気分は旅行に向いていても、断念しなければいけない理由ありますよね。
断念した理由の中で一番多かった回答は、経済的な理由(69%)。2番目は休みが取れない(53%)、3位は同行者との予定が合わない(35%)という理由でした。こういった方には、近場で手軽にできる「ステイケーション」が、非日常気分を味わえるアイディアのひとつになるのでは?
ステイケーションに期待すること
「ステイケーション」に興味があると回答した方に対し、どんな時に体験したいかを質問したところ、「手軽に非日常を味わいたい」という理由が30%で1位に。2位以降は「リラックスしたい」(27%)、「お金に余裕がない」(23%)という結果に。低予算で気軽にリラックス、というのが、ステイケーションのキーワードのようです。
人気のステイケーション形態
同行者は誰がいいかという回答は1位から「配偶者」(42%)、「1人」(28%)、「友人」(27%)という結果に。
期間として一番多いのは過半数近くの回答が2~3泊(46%)、1泊との回答が44%でした。手軽に楽しむという点でも、少なめの泊数でリフレッシュできるというのがいいようですね。
【ステイケーションに関する意識調査】
サンプル数: 計400名
調査対象: 10年以内に旅行をしたことがある20代~50代の男女
調査期間: 2019年3月9日~11日
調査方法: インターネットリサーチ
実施: エクスペディア・ジャパン
※本調査では小数点第1位で四捨五入しているため、足し上げても合計数値が100%とならない場合あり
出典: エクスペディア・ジャパン
協力: エクスペディア PR事務局
長期休暇で、国内や海外旅行に長い期間旅行するのもリフレッシュのひとつですが、旅疲れしてまた日常に戻りたくないという方は、近場で滞在型の旅行を楽しんだり、自宅でのんびりというのも「ステイケーション」のひとつかもしれませんね。
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