ボッタス「新パッケージで冷却効率がアップ。前の仕様なら苦しんだはず」メルセデス F1ドイツGP金曜

 2019年F1ドイツGPの金曜、メルセデスのバルテリ・ボッタスはフリー走行1=5番手/2=4番手だった。

 ボッタスはFP1でミディアムタイヤで1分14秒660、FP2ではソフトで1分14秒111をマークした。

 気温が上がったオーストリアGPで敗北を喫したメルセデスは、酷暑が予想されていた今週末、パフォーマンスおよび冷却効率を改善するためのアップデートを持ち込み、それが順調に機能しているとチームは述べている。一方で、初日、タイヤのオーバーヒートには苦労したということだ。

2019年F1第11戦ドイツGP メルセデスのモータースポーツ活動125周年記念カラー

■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
バルテリ・ボッタス フリー走行1=5番手/2=4番手
 めちゃくちゃ暑かった。こんなコンディションで最後に走ったのはいつだったか思い出せないぐらいだ。でも皆、同じ条件だから仕方ないね。

 ドライバー、マシン、タイヤにとって、より一層トリッキーな状況だった。セクター3では特にオーバーヒートが起きがちだった。

 冷却面で僕らはある程度進歩したと思う。オーストリアのパッケージのままここで走行していたら、相当苦しんだだろう。でも新パッケージだと、ロングランをいい形で完了することができた。

 明日と日曜日は、気温が下がり雨の可能性もあって、今日とは全く違うコンディションになりそうだ。だからマシンのセットアップを天候にうまく合わせていく必要がある。

 今シーズンはウエットでの本格的な走行をまだ経験していないので、雨になるといいなと思っている。ウエットで走れればうれしい。

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