主砲が5試合連発となる逆転弾 カージナルス単独首位

【アストロズ3-5カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスは、2対2の同点で迎えた8回表に痛恨の押し出し四球でアストロズに勝ち越しを許したものの、直後の8回裏にポール・ゴールドシュミットが5試合連発となる23号3ランを放ち、逆転に成功。9回表をクローザーのカルロス・マルティネスが無失点に抑え、5対3で勝利して連勝を6に伸ばした。この日、ナ・リーグ中部地区同率首位のカブスと同3位のブリュワーズによる直接対決でカブスが敗れたため、カージナルスはカブスに1ゲーム差をつけて単独首位に浮上。オールスター後は12勝3敗、直近10試合は9勝1敗と勢いに乗っており、2015年以来4年ぶりのポストシーズン進出が現実味を帯びてきた。

アストロズがホゼ・ウルキディ、カージナルスがジャック・フラハティの先発で始まった一戦は、4回表にマイケル・ブラントリーの16号2ランでアストロズが先制。カージナルスは、4回裏にコルテン・ウォンのタイムリーで1点を返し、7回裏にはマット・ウィータースがライトへの9号ソロを放って同点に追い付いた。8回表、カージナルスは3番手のジョン・ガントが二死満塁のピンチを招いて降板し、4番手のアンドリュー・ミラーがブラントリーに対して痛恨の押し出し四球。しかし、8回裏に無死二・三塁のチャンスを迎え、主砲ゴールドシュミットがセンターへの23号3ランを放ち、一気に試合をひっくり返した。ミラーは今季4勝目(4敗)、マルティネスは今季10セーブ目をマーク。逆転弾を浴びたアストロズ3番手のライアン・プレスリーが今季2敗目(2勝)となった。

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