性の多様性啓発講演やパレード 宮崎市で1~7日

宮崎レインボーウィークのロゴマークを手に、参加を呼び掛ける山田代表

 県庁などで8月1~7日、性の多様性に関するさまざまな啓発イベントが開かれる。主催者の一つ、宮崎市の性的少数者(LGBTなど)交流団体「レインボービュー宮崎」は「宮崎レインボーウィーク2019」と称してPRしており、「多様性を受け入れる社会に向けて、県民の機運を醸成する機会になれば」と参加を呼び掛けている。
 県などは期間中、人権啓発強調月間の一環として、県庁本館を性的少数者の尊厳の象徴である「レインボーカラー」でライトアップ。同本館前広場で1日、県内で活動するLGBT関連団体によるトークショー、2日には当事者の講演やジャズライブを開く。
 レインボービュー宮崎は4日、宮崎市民プラザで映画上映会を開催。続けて同プラザ前広場から県庁までをレインボーフラッグなどを掲げパレードする。このほか、写真展などもある。
 同団体は独自にレインボーウィークのロゴマークを作成。山田健二代表は「家族などで参加してほしい」と主催するパレードなどへの参加者を募っている。問い合わせ、申し込みは山田代表(電話)090(6650)9490。

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