カマキリ先生がコスタリカで大暴れ!!「昆虫すごいぜ!」がついに「Nスペ」へ!

NHK総合では8月1日に「NHKスペシャル 香川照之の昆虫“やばいぜ!”~カマキリ先生VS昆虫カタストロフ~」(午後7:57)を放送する。Eテレで話題の人気シリーズ「香川照之の昆虫すごいぜ!」の特別版で、“カマキリ先生”に扮(ふん)して昆虫の授業を行う香川照之は「格式の高いNHKスペシャルで、この被り物でずっといくっていうのがすごいですね。胴体だけスーツを着るとかもちょっと考えたんですけど、やっぱり変えられない。この『昆虫すごいぜ!』の持っているコンテンツの強さというか、太さというものを再認識しましたね。それで押し切ったのが、今回のNスぺのすごさだし、見どころだと思います」と訴えている。

番組では「人間よ!昆虫に学べ」をテーマに、カマキリ先生が生物多様性の聖地・コスタリカを訪れ、宝石にしか見えないコガネムシ、少年時代からの憧れ・モルフォチョウなどの虫を調査。さらに、そんな昆虫王国にも人間による開発や温暖化による異変が起きており、世界中で昆虫の激減で花や鳥まで消えた沈黙の世界が拡大し、人類滅亡を招く恐怖のシナリオ「昆虫カタストロフ」が現実になりつつある状況を明かす。

香川はコスタリカでのロケについて「やっぱりすごい昆虫がいたね。太陽の恵みがサンサンと降り注いでいるコスタリカにしかいない昆虫を短い期間でしっかり捕まえられたというのは、やはり番組のパワーですかね。昆虫の皆さんも『カマキリ先生が来ているらしいよ!』って。ネットの時代だから、コスタリカまで絶対に届いていますよ」と冗談交じりに大満足の結果をアピール。

一方で、「日本でも東京に普通にいたはずの昆虫が見られなくなったり、また逆にクマゼミみたいな、なかなか見られなかった虫が東京の空を飛んだりしている。そうした、僕が虫を見てきた人生の中でアッと思ったことと同じようなことが、自然豊かなコスタリカでも起きていることを実感しました。そして、世界的にもそのような兆しが見られるという。これは由々しき事態ですよね」と危機感を持ったことも明かしている。

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