育英完敗、攻守にミス 10年ぶり決勝ならず 高校野球兵庫大会

©株式会社神戸新聞社

神戸国際大付-育英 7回裏1死一、二塁、ピンチでマウンドに集まり、スコアボードに視線を向ける育英・塩谷(撮影・中西幸大)

■兵庫大会 育英0ー7神戸国際大付

 10年ぶりの決勝進出を狙った育英は拙攻に加えて守備も崩れ、七回コールドゲームで敗退。安田監督は「今日は悪いところを全て出さされた」と完封負けを受け入れた。

 二回に2点本塁打などで3点を失い、強気の攻撃で反撃を試みたが、裏目に出た。四回1死1塁で西川が併殺に打ち取られると、1死一、三塁の六回も美沢が狙い球のスライダーを打ち損じ、一挙に二つのアウトを献上。強打の1年生も凡退続きに「タイミングを崩され、当てに行く悪い癖が出た」と焦りで打撃を狂わせた。

 5試合で2失策だった守備もミスが連鎖した。五回は正面の飛球を左翼手網谷が後逸し、六回は三塁手藤田が相手バントに反応できずに好機を広げられた。いずれも失点に結びつき、七回も交代で三塁に入った鉄谷の一塁悪送球でコールドゲームが決まった。

 最後の場面は一塁手美沢も悔いを残し「僕の気の緩み。送球を呼ぶ声があれば防げた」。攻守に課題を突きつけられたが、先発メンバー9人のうち6人が下級生。屈辱を刻み、秋の巻き返しを誓う。(有島弘記)