牛乳パックで貯金箱できた 佐世保で児童ら

牛乳パックを使った貯金箱作りに挑戦する子どもたち=佐世保市、ポリテクセンター佐世保

 長崎県佐世保市指方町の長崎職業能力開発促進センター佐世保訓練センター(ポリテクセンター佐世保)で28日、小学生を対象とした「ものづくり体験教室」が開かれ、市内の家族連れら約100人が参加。牛乳パックを利用した貯金箱作りなどを楽しんだ。
 ものづくりへの関心を高めてもらおうと開催。4グループに分かれ、センターの職業訓練指導員や保護者の助言を受けながら取り組んだ。
 貯金箱は、入れた硬貨がスイッチの役割を果たし、録音した音声が流れる仕組み。牛乳パックをカッターナイフで切ったり、アルミとコードをホチキスで固定したりする作業に取り組み、テストで音が出ると笑みがこぼれた。
 市立祇園小3年の内本賢太朗君(8)は「上手にできた。ホチキスで止める細かい作業が楽しかった。家で飾り付けをしたい」と話した。

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