<高校野球東北>福島は聖光学院V13、戦後最長を更新 仙台育英3年連続

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日大東北―聖光学院 日大東北を完封した聖光学院の須藤
仙台育英―東北 3回裏仙台育英1死一、二塁、笹倉が左中間へ2点三塁打を放ち、6―6とする。捕手佐藤琉

 第101回全国高校野球選手権大会への出場を懸けた地方大会は28日、各地で行われ、宮城大会は仙台育英が東北を15-10で破り、3年連続28度目の出場を決めた。福島大会は聖光学院が日大東北に2-0で勝ち、戦後最長を更新する13年連続の出場となった。

 <先発須藤、内角攻めで完封勝利>

 前日の準決勝に続き先発した聖光学院の須藤はスライダーと直球を中心に内角を攻めて完封。「打たれても野手が取ってくれると信じ、自分のリズムで投げた」と振り返る。

 打線は一回、2死二、三塁の場面で、須藤とバッテリーを組む5番吉田修が左前適時打を放ち2点を先取した。しかし五回以降は無安打に抑えられた。少ない好機を生かし、甲子園常連校らしい勝負強さを発揮した。

 春の県大会は2回戦で敗退し、今大会は「ふがいなかった自分たちにリベンジする気持ちで臨んだ」と斎藤監督。「さらに精神的な強さを身に付け、甲子園に挑みたい」と話した。

 【福島】

 ▽決勝(いわきグリーンスタジアム) 日大東北000000000=0 聖光学院20000000×=2 (日)磯上-弓田 (聖)須藤-吉田修

 <両チーム計29安打の打撃戦制す>

 仙台育英が、両チーム計29安打の打撃戦を制して、2006~08年以来の大会3連覇を成し遂げた。最大5点差を追い掛ける苦しい展開を乗り越え、須江監督は「冷静さを取り戻し、慌てず粘り強く戦ってくれた」とナインをたたえた。

 三回、5長短打や四球を絡めて7点を挙げて逆転。再び勝ち越しを許した四回には千葉主将の左越え2点本塁打で再度リードを奪い、六回にも4点を加えて突き放した。千葉主将は「大会を通じて終盤に粘り強さを発揮できた」と胸を張る。昨夏の甲子園は初戦敗退と悔しさを味わっただけに「まずは1勝。そして日本一を狙う」と力強く宣言した。

 【宮城】

 ▽決勝(楽天生命パーク宮城) 東  北240301000=10 仙台育英10721400×=15 (東)古山、石森、紫葉―佐藤琉 (仙)大栄、鈴木千、伊藤―猪股、木村 (本)千葉(仙)