飾り山勇壮に 703年目の小城山挽祇園

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須賀神社を目指して練り歩く飾り山=小城市小城町

 今年で703年目となる小城山挽(やまひき)祗園が28日、小城市小城町で開かれ、趣向を凝らした3台の飾り山が勇壮に練り歩いた。

 市の北側、町を見下ろす高台にある須賀神社の夏祭り。「五穀豊穣(ほうじょう)」や「疫病退散」を願い、参道から南北に延びる通り約700メートルを往復した。

 飾り山はいずれもくぎを使わず、わらやつる、竹で丁寧に組み上げている。今年は柳川城を攻めた初代佐賀藩主の鍋島勝茂ら歴史上の出来事にまつわる武者人形を飾った。

 出陣式では、小城山鉾(やまほこ)保存会の青柳薫会長が「安全を最優先にして楽しんでください」と呼び掛けた。締太鼓や笛の音色が周囲に響き、沿道に集まった家族や見物客がスマートフォンを向けながら声援を送った。

須賀神社を目指して練り歩く飾り山=小城市小城町