6回に17号同点2ランを放ち通算650号を達成したプホルス
■エンゼルス 5-4 オリオールズ（日本時間29日・アナハイム）
エンゼルスのアルバート・プホルス内野手が28日（日本時間29日）、本拠地オリオールズ戦で通算650号となる17号2ランを放った。プホルスはメジャー史上初となる通算650号、650二塁打を記録した。
タイスの劇的なサヨナラホームランで連敗を3でストップさせたエンゼルス。勝利に導く一発を放ったのはタイスだけではなかった。
2点を追う6回。先頭のカルフーンが右前打で出塁すると続くプホルスはカウント3-0からの4球目を強振。打球は左翼席に飛び込む17号同点2ランとなった。この一発でプホルスは通算650号をマーク。メジャー史上初の通算650号、650二塁打を達成した。
プホルスは昨季、左膝の手術を行い今季も18日（同19日）のアストロズ戦では左太もも裏の張りで途中交代するなど満身創痍の中でプレーを続けている。試合後は「ここ3試合は厳しかった。このように勝利できたことは大きい」とチームの勝利を喜び、自身の体については「自分の身体のことはよく分かっている。トレーナーたちが助けてくれている。良いルーティンを継続していることにより、力強く感じ、それが土台になっている」と語った。（盆子原浩二 / Koji Bonkobara）
