長崎でeスポーツ選手権県予選 2チームが全国へ

オープンの部の決勝で、熱戦を展開する選手たち=県庁エントランスホール

 全国都道府県対抗eスポーツ選手権の「ウイニングイレブン」部門の県代表決定戦(実行委主催)が28日、県庁エントランスホールであり、年齢制限なしのオープンの部は「ランタンボンバーズ」、高校生が対象の少年の部は「たんぼFC」がそれぞれ優勝した。同選手権は茨城国体の文化プログラムとして10月に初めて開かれる。
 ウイニングイレブンは「ウイイレ」の略称で親しまれる人気サッカーゲーム。各チームは3~5人で結成し、オープンは10チーム、少年は2チームが参加。会場ではスクリーンに試合の映像が映し出され、観客が熱戦を見守った。
 オープンの部は予選を突破した8チームがトーナメント方式で競い、ランタンボンバーズは全試合を危なげなく勝利。「ちゃまくん」の名前でプロゲーマーとして活動する大牟禮(おおむれ)要さん(33)は「平常心で臨むことができた。全国大会で勝ち、長崎をeスポーツ大国にできるように頑張りたい」と話した。
 たんぼFCは中学時代の同級生3人で結成。森愛斗(まなと)さん(17)は「全国でも自分たちの力を出して優勝を目指す」と意気込みを語った。

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