カレイ釣りの時期はいつがいい?
カレイは、投げ釣りの人気ターゲットのひとつ。
日本には約30種類のカレイが生息していて、北海道から九州まで広い範囲で釣ることが出来ます。そんなカレイが狙いやすい時期とは一体いつなのでしょうか?
今回は全国的に狙えるマコガレイとイシガレイに絞り、シーズナルパターンをご紹介していきます。
カレイの釣れる時期
カレイのハイシーズンは年2回あります。
しかしシーズナルパターンを理解してポイントを選べば、1年を通して狙うことも可能です。
以下で時期ごとの行動パターンを見ていきましょう。
春(3~5月)
春は年2回訪れるハイシーズンのうちの1回です。
春のカレイは、産卵後の体力を回復するため、活発に捕食します。エサ取りもそれほど多くなく、穏やかな天候の日も多くなるので、カレイ釣りを楽しみやすいです。
自分が釣りをしやすい範囲で竿を2~4本程度出し、幅広く狙っていくと良いでしょう。
夏(6~8月)
夏のカレイは深場へ落ちてしまう傾向があります。
そのため岸から狙うのは難しく、釣果を得たいのであれば船から狙う必要があるでしょう。船から狙う場合もエサ取り対策が必要となるので、難易度は1年の中でも高めです。
夏は同じ投げ釣りの人気ターゲットであるキス釣りがハイシーズンとなるので、そちらを楽しんでおくのもよいかもしれません。
秋(9~11月)
春と同じくカレイのハイシーズンとなる秋。
秋は産卵前の「のっこみ」の時期で、冬の産卵に向けてカレイが浅場へと集まってきます。集まってきたカレイは産卵に向けて体力を蓄えるため、活発にエサを追い求めます。
シーズンの開始やどこで釣れているかをいち早く知るため、釣具店等で最新情報を常に手に入れておきましょう。
冬(12~2月)
冬はカレイ釣りがちょっと厳しくなってしまう時期です。
その理由は産卵行動に入ってしまう個体が多くなり、エサを追わなくなってしまうため。
狙うのであれば、遅く産卵を行う個体が集まるポイント、もしくは産卵を早めに終えたカレイが集まるポイントを見つけることとなります。
カレイが狙いやすい時間帯
カレイは1日の中でも釣れる時間帯が限られやすい魚です。
主に釣れるのは、朝と夕方のマズメ時、そして潮の流れに変化が出る時間帯です。マズメ時は潮の動きに関係なくカレイの活性が上がりやすいので、日の出や日の入りに合わせて釣行してみるとよいでしょう。
潮の流れに関しては、潮が止まり前後のタイミングでよく釣れます。
カレイ釣りを年中楽しんでみよう!
時期や時間によって釣りやすい・釣れにくいがはっきりしているカレイ。
しかしエサや仕掛け、ポイント選びを工夫すれば年中楽しむことが出来ます。釣れたカレイは唐揚げや煮付けにすると絶品です。
ぜひ本記事を参考に、カレイ釣りを楽しんでみてください。