美麗グラフィックで描かれるスタイリッシュなコンボアクションが爽快!「ハンドレッドソウル」レビュー

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HOUND13からリリースされたスタイリッシュなアクションゲーム「ハンドレッドソウル」をレビュー。美麗グラフィックによって描かれるスタイリッシュアクションの魅力について紹介する。

「ハンドレッドソウル」は、HOUND13が7月17日にリリースしたスマートフォン向けスタイリッシュアクションゲーム。本作についてノーマークだったという人もいるかもしれない。しかし、一目グラフィックを見てもらえれば、そのクオリティの高さがわかるだろう。このグラフィッククオリティでキャラクターが動き回り、ド派手なアクションを繰り出す…となれば、アクションゲームファンとして期待せずにはいられないというもの。だが果たして本作は、その期待に応えるだけの内容を持っているのか?この記事で詳しくお伝えしたい。

■しんしんと降る雪に舞い上がる砂塵!美麗なグラフィック

詳しくお伝えする…とは書いたものの、ゲームの特徴についてあれこれ語らずとも、既に本作最大の特徴は伝わっていることと思う。スクリーンショットを見たら誰の目にも一目瞭然。本作のグラフィックは非常に美麗だ。キャラクターや背景の造形はもちろん、雪山にしんしんと雪が降ったり、砂漠で砂塵が舞い上がったり…といったエフェクトを含む情景描写がトータルで美しい。さらに、ここへ加わってくる本作のゲーム的魅力が、ド派手かつスタイリッシュなアクションだ。

■スタイリッシュに展開するアクションが楽しい!バトルシステム

本作のメインとなるバトル、移動と通常攻撃、回避、スキルを組み合わせたコンボ重視のシステム。通常攻撃ボタンを連打するだけで、技が次々変化。回避を使って敵の攻撃を避け、敵の隙にこちらの連続攻撃をたたき込む…というのが基本的な立ち回りだ。

とはいえ、通常攻撃だけでは火力が低いので、通常攻撃にスキルを絡めていくことになる。ここまでは、本作のような3Dアクションゲームで、よくある形。しかし、スキルには、本作ならではの特徴が秘められている。

スキル攻撃を敵にヒットさせると、敵がスタンしたり、敵を空中に打ち上げたり…と、敵の状況が変化。そして、敵の状況に合わせた追い打ちができるようになる。たとえば、スタンした敵を投げ飛ばし、他の敵にぶつけたり、空中に浮いた敵に対してエアリアル攻撃を加えたり…といったことが可能だ。

通常攻撃→スキル攻撃→打ち上げた敵にエアリアル攻撃→エアリアル攻撃2回目→地面に叩きつける追い打ち…といった形で、技だけでなく状況まで流れるように変化する様子は、まさしくスタイリッシュ。思わず「オレのアクション、カッコいいぜ…!」と自分に酔えるカッコよさだ。

さらに、連携には仲間キャラクターである「英雄」のスキルも組み込むことができる。バトルに挑むパーティーは、プレイヤーキャラクターと、「英雄」と呼ばれるNPCの2人編成。NPCなので、基本的に「英雄」は勝手に敵と戦ってくれるのだが、スキルの使用についてはプレイヤーが手動で指示できる。

「英雄」のスキルと組み合わせることで、通常攻撃→「英雄」のスキル攻撃→スタンした敵を投げ飛ばす→投げ飛ばした敵にスキル攻撃→打ち上げた敵にエアリアル攻撃…という形で、さらなる連携が可能だ。圧倒的な手数で敵を攻め立てる様子は、カッコいいだけでなく爽快。非常に興奮度が高い。

■「英雄」とのバトルを乗り越えて仲間に!契約の聖域

スマホゲームの多くが、仲間キャラクターの入手方法としてガチャを採用しているが、本作の「英雄」は、入手方法として「ガチャ」ではなく、「契約の聖域」ステージのクリアという形を採用している。

「契約の聖域」ステージに入ると、「英雄」キャラクターとのバトルがスタート。制限時間以内に「英雄」を倒すことができれば、仲間になってくれるという形だ。「契約の聖域」ステージに挑むためには「ソウル」というアイテムが必要になるが、この「ソウル」もステージクリアで手に入れる形。なので、自分の好きな「英雄」を確実に手に入れ、思う存分堪能できる。

■RPGのようなやり込み甲斐!育成システム

ちなみに本作は、武器や防具についてもガチャではなく、ゲーム進行に伴って入手するという形が取られている。ただ、ガチャがないわけじゃない。「ノヴァストーン」と呼ばれる育成用アイテムは、ガチャで入手可能だ。

ノヴァストーンは、キャラクターの能力を底上げするアイテム。スキルツリーのような形をしたボード上に配置することで、キャラクターに装備することができる。ただし、ボード上のどこにでも配置できるわけじゃない。ノヴァストーンには三角形や四角形と言った形があり、ボード上の同じ形の凹みにしか配置できないのだ。制限された中で、ノヴァストーンをどう組み合わせればキャラを最大限強化できるのか?考えるのは悩ましくも楽しい。

また、武器や防具についても、金貨と素材アイテムを使用して強化することが可能。アクション重視の作品ではあるものの、RPGのようにやり込み甲斐のある育成が楽しめる。

■爽快な一般ステージと立ち回りの求められるボスステージ

育成システムはあるものの、本作はアクション重視のゲーム。ただ、アクション重視と言っても、そこまで複雑な操作が要求されるわけじゃない。たとえば「エアリアル攻撃」は、一般的なゲームでは複雑な操作が要求されることが多い。空中に吹っ飛んだ敵を追い、常に高さが変化し続ける敵に対してジャストなタイミングで攻撃を当てる…というのは、かなりのテクニックが必要だ。しかし、本作の場合、敵を浮かせた後、エアリアル攻撃のボタンをタップすれば自動的に追尾し、自動的に攻撃をヒットしてくれる。なので、複雑な操作が苦手…という人でも全く問題なく、スタイリッシュなエアリアル攻撃を繰り出せる。

また、通常ステージの多くは敵が弱めに設計されているようだ。スキル攻撃を一切繰り出さず、通常ボタンを連打しているだけでも十分クリアできると感じた。誰もが爽快感溢れるアクションを楽しめるだろう。

そうすると、逆にアクション好きにとっては物足りなく感じるかもしれない。ただ、ボスが出現するステージでは、しっかりと回避し、敵の隙を突くような立ち回りが求められる。やみくもに攻撃やスキルを連打しているだけではクリアできない難易度だ。誰でも爽快感が楽しめる通常ステージと、アクションの醍醐味である攻略の楽しさが味わえるボスステージで、メリハリが効いていると感じた。

ちなみに、通常ステージを進めていくと、同時にストーリーも進んでいくが、本作のストーリーはやや淡白。10年前に魔物の手によって人類最後の都市ランパスが陥落。人類は辺境の地、ヘルセへと追い詰められてしまう。プレイヤーは英雄王トレドの血を引く人類の希望、セイヴィアとして英雄を復活させつつ、魔物に立ち向かう…という背景ストーリーはあるものの、あくまで背景という形に留まっており、「ストーリーが気になるから先に進めたい!」と思えるような原動力とまではなっていない。このため、アクションを楽しむゲームだと割り切った方がいいだろう。

■アクションゲームファンにオススメの一作!ただし端末発熱には注意

スタイリッシュなアクションで敵をガンガン倒す爽快感が楽しい本作は、アクションファンの期待に応えてくれる一作だと思う。プレイして損はない。その一方で、「アクションが苦手…」という人も、「カッコイイ」と感じたなら是非プレイしてほしい。この記事に書いた通り、コンボをつなげるのに複雑な入力はいらないし、通常ステージの難易度も低い。なので、仮にアクションが苦手であったと人も、カッコイイアクションを繰り出す楽しさが味わえるはずだ。

ただ、端末の発熱については少々気になった。美麗グラフィックをゴリゴリ動かしている以上、相当端末のスペックを使っているんだろうな…と思ってはいたが、どうやらその通りのようで、かなり端末が熱くなる。電池の減りも早い。長時間プレイするときには発熱と電池残量に気をつけた方がいいだろう。

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